都留文科大学とあるオタクサークルの日常。

都留文科大学のオタクサークル「アニメ・声優研究会」の公式ブログとして、活動記録などを掲載していきます!

【活動報告】オタクにスポコンを与えてはいけない

どうもみなさん、元気してますか?

 

つい先日、やっとこさ平成という元号に区切りを付けることができました。

 

 

は?いまさら何を言ってる?なんて思ったかもしれませんが、先日、平成アニメの傑作、「交響詩篇エウレカセブン」の劇場三部作最終作「EUREKA / EUREKA SEVEN HI-EVOLUTION」を拝見し、一つの終わりを見届けて参った次第です。


『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』本予告

 

2005年にTVシリーズ交響詩篇エウレカセブン、2009年には劇場作品「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」、2012年にはTVシリーズの続編にあたる「エウレカセブンAO」と展開を見せてきた「エウレカセブン」シリーズですが、2017年にはリビルドして劇場三部作交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションシリーズが始まりました。


映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』予告編

 

ハイエボリューションシリーズの2作目にあたる「ANEMONE / EUREKA SEVEN HI-EVOLUTION」は2018年に公開と、ギリギリ平成でした。


映画 『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』 本予告60秒

 

エウレカセブンの完結を見届けるまで俺の平成は終わらねえ!!」みたいな意気込みでいたものですが、いざ終わってみると、終わったという実感がまるでなく、映画を見終えて帰宅したのちに自宅でぼーっとしていると、「あっ、エウレカ終わったのか...。」と急に寂しさがこみ上げてきました。

 

思い入れの強いシリーズが終わった時の喪失感ときたら。

 

かなりのものです。

 

 

 

作品の賛否はあるとは思いますが、最後まで描き切ってくれたことには感謝しかありません。

 

 

コードギアスエヴァンゲリオンもリビルドして、劇場連作で完結しましたが、もしかしたらその時以上の悲しさだったのかもしれません。

 

 

 

アドロック、そしてレントン

「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん。」

 

座右の銘にしたいくらいの至言です。

 

 

もしこれまでにエウレカセブンシリーズを見てきた、という方、「ANEMONE」を見たという方は是非、その完結を見届けてほしいな、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きはここまで。

それでは、活動報告です。

 

 

 

活動報告:上映会パート

今回見たのは、

刀語

交響詩篇エウレカセブン

の第1話です。

 

 

物語シリーズ」や「忘却探偵シリーズ」、「美少年シリーズ」、「めだかボックス」、「十二大戦」など、メディア化された様々な作品を手掛ける西尾維新氏が描く作品をアニメ化した刀語。中学、高校の図書室にはおなじみのシリーズの一つでもありますね。

 

ノイタミナ版の「刀語」は1話が1時間分あり、なかなかのボリュームです。今回見たのは1話目ということもあり世界観の説明が多く、半分くらいはずっとキャラ同士の会話劇のみ、という構成になっているのですが、その会話だけでも十分に面白いと感じられるのはやはり西尾維新先生の手腕が光るというものです。

 

化物語」でも1話まるまる会話劇という回がありましたが、これもその系統ですね。西尾維新先生は言葉遊びが非常に巧みで、文章を読めば「あ、これ西尾維新だ。」ってなるくらいに特徴のある作家さんです。

 

物語シリーズ」や「めだかボックス」など、バトル描写がある作品を描くことは珍しくありませんが、「刀語」のようにバトルを主軸に置いた作品は意外と、ないのでは....なんて思ったりもしましたが、「十二大戦」は思いっきりバトルでした。というか「めだかボックス」もフラスコ計画編からはバトル漫画でした。

 

中二病製造機ことめだかボックス。ご興味のある方は是非ご一読をば。

「十三組の十三人 表の六人(サーティーン・パーティ フロントシックス)」

「完成(ジ・エンド)」

「大噓憑き(オールフィクション)」

「正喰者(リアルイーター)」

「却本作り(ブックメーカー)」

「不慮の事故(エアーカウンター)」

などなど。

小6の時に出会った自分は、だいぶ影響されました。

 

因みに好きなキャラは雲仙冥利です。

 

 

 

おおっと、ではなく、「刀語」の話でしたね。

 

 

もう放送から10年ほどたつ作品でもありますし、主演の細谷佳正さんの声もなんだかすっごくお若く聞こえますね。

 

とにかく、会話の文量が凄まじい作品なので、声優さん方はさぞや大変な収録だったんだろうな、なんて思いながら。

 

会話劇のテンポも良く、戦闘シーンも充実したとても良い作品だったなぁ、と。

 

 

 

 

 

そしてお次は交響詩篇エウレカセブン

 

冒頭で散々言い散らかしたのは、上映会で当作を見たからです。

 

決して私的な理由で、映画の感想を書いてしまおうとか思っていたわけではありません。

 

 

 

 

まあ、この作品は説明不要の名作ですね。

 

主人公のレントンエウレカという少女と出会い、時に戦い、時に挫折し打ちのめされ、時に逃げ、立ち上がり、前へと進んで往く。

 

レントン・サーストンの人間としての成長を描く、ボーイ・ミーツ・ガールのお手本のような作品です。

 

また、制作は「鋼の錬金術師」、「僕のヒーローアカデミア」、「文豪ストレイドッグス」などでお馴染みのボンズ。とても16年前とは思えない、素晴らしい作品です。

 

 

50話という長い道のりの中で、レントンの道行きは辛く険しいものが多く、とても心にクるシナリオもあります。

 

レントンエウレカ恋愛模様や、迫力満点の戦闘シーン、メイン・サブキャラクターたちの成長と活躍、敵キャラクターたちの掘り下げ、など名作に必要な要素がすべて詰まっています。

 

最初から最後まで、レントンエウレカのことを想っていますが、気持ちが揺るぎのないものに変化し、ただの子どもから大人になっていく様は、見ていてとても勇気がもらえます。

 

「あの夜に教えてくれたのは、あの町から飛び出したのは、逃げたかったからじゃない。君のことが知りたかったからだ。触れたかったからだ。感じたかったからだ...。」

 

ハイエボリューション1で加えられた、レントンの独白もエウレカへの一途な思いが感じられますし、長い時間をかけてじっくり育まれた関係性が実を結ぶのは長期放送作品ならではですね。

 

アニメが好きな人もそうでない人も、人生で一度は見ていただきたい作品ですね。

 

 

 

 

 

そんなわけで、以上、上映会パートでした。

 

 

 

おしゃべりパート

今週はメンバーいっぱい参加してくれたということもあって、一部の話しか載せられないのですが、あしからず。

 

 

今回も今回で、会話の引き出しがアニメのことしかない現ブログ担当は「最近何見た?」みたいな話からスタート。

 

1年のみゃーさん(仮称)は最近「ユーリ!!! on ICE」を見たようです。スポーツを題材にした作品は数あれど、プロの世界を題材にした作品は意外と少数派に感じます。

 

「ユーリ」はMAPPAが製作ということもあって、競技シーンの画が素晴らしいの一言です。美麗な演技も、転ぶシーンですら美しく見えるのは実に凄いです。

 

みゃーさん(仮称)はユリオ(ユーリ・プリセツキー)の演技の最後のシーン、両腕を高々に掲げるシーンが印象的だったとのこと。その後の表情にもグッときますね。

 

また、キャラではピチットくんが好きなようで、他のキャラ以上に演技を楽しんでいる様が印象的、とのこと。プロの殺伐とした世界であそこまで楽しげにステージに上がれるってすごいなぁ....、と。ちなみに超どうでも良いですが、現ブログ担当はJ.Jが好きです。人間味のある実力者っていいですよね。

 

ここから少しスポコンの話題になったりしました。「ハイキュー」の話を少ししていたのですが、みゃーさん(仮称)が実際にバレーの試合を見に行った時に、作品を彷彿とさせるようなシーンが幾度かあり、「リアルハイキューだ......。」となったらしいです。

 

漫画みたいなシーンが実際にあると、なんだか高揚しますよね。「ダイヤのA」のスーパープレーが実際の試合でもあったということを知ったときは、現ブログ担当も興奮したものです。

 

他にも1年のゆーさん(仮称)は「SLAM DUNK」の話が通じる数少ないメンバーで、現ブログ担当が中学時代にバスケの授業で得点を決めるたびにやたらと大仰なハイタッチをしていたことを放したら鼻で笑われました。

 

オタクにむやみやたらにスポコンを与えてはいけない、ということがよくわかりますね。すぐ真似しやがるんですから。.......え?自分だけですか.......。そうですか...。

 

今後「SLAM DUNK」を越えるスポコンは現れるんでしょうかね。現れてほしいような、欲しくないような。

 

ただ、4月からアニメの放送が控えているアオアシは可能性があるんじゃないかな、なんて思うくらい面白いです。


TVアニメ『アオアシ』公式ティザーPV|2022年4月 NHK Eテレにて放送開始予定!

 

まあ「SLAM DUNK」はガチの名作なので、未読の方がうらやましいです。現ブログ担当も記憶を消してもう一回頭から読みたい作品です。

 

安西先生がらみの話はだいたい名作ですからね。谷沢の話とかはちょっとしんどいですけど。シュート練習の話はめちゃくちゃ好きです。

 

安西先生といえば「あきらめたらそこで試合終了だよ」がかなり有名ですが、個人的には「下手糞の 上級者への 道のりは 己が下手さを 知りて一歩目」が好きです。

 

花道の成長を見守り、指導し、導く姿はかっこいい大人そのものって感じで憧れます。

 

 

あと、バスケつながりで言えば黒子のバスケ走っている人が多かったですね。

 

もうすぐアニメ放送10周年を迎えますが、リアタイで見てたって人も多そうですね。

 

かっこいい技とか多かったから真似した人も多いのではないでしょうか?

 

「型のないシュート」とかやりませんでした?リングにぶつかったボールが跳ね返って顔面に直撃したことも今となってはいい思い出ですね。

 

オタクにむやみにスポコンを与えてはいけません。すぐ真似したがるので。

 

1年のレイさんはOPといえば「Can Do」ってイメージがあるようで、賛同する声もちらほら。OPのほとんどはGRANRODEOが歌っているので、名曲なのは約束されたみたいなものです。「黒子のバスケ OP」で検索掛けたら、名曲に出会えるのでは?

 

 

まあ、他にもいろいろお話はしましたが、文章量がすでに4000字を越えてしまって、現ブログ担当もしんどくなってきたので割愛しておきます。ごめんなさい。

 

おい、仕事しろよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わりに

おい、雑に終わらせるんじゃあねえよ!

 

好き勝手にエウレカの話をしておいて、本題の活動報告の方はしんどくなったから割愛するとかいう、吐き気を催す邪悪になり果てた野郎がここにいます。

 

エウレカロスが抜けきらないんです....。

 

なんだか自分の青春が終わってしまった、みたいな心境です。

 

とりあえず「Glory Days」「DAYS」「sakura」を聞いて心の穴を埋めるとします。

 

それにしてもギアスしかりエウレカしかり、初代OPがFLOWだと物凄い安心感があります。ギアスといえば「COLORS」、エウレカといえば「DAYS」を連想する人はかなりいるんじゃないでしょうか?

 

あの「すべてはここから始まった」感。たまりませんね。

 

とはいえ、大好きな作品の完結をリアルタイムで迎えられたこと非常に嬉しく思います。

 

皆さんもぜひ、エウレカセブンをよろしくお願いします!

 

そいえば、明日、11/28まで「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の1作目と2作目が無料で視聴できます。気になる方はお急ぎ下さいね!


【公式】交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1


【公式】ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

 

 

活動報告じゃない、なんてツッコミはもう今更です。

 

それでは、今回はこの辺で。

アーーーーーイ、キャ―――――ン.....

 

 

フラァーーーーーーーーーーーーイッ!!