【メンバー執筆】GWだし、アニメ一気見とかどーですか?
早いよひと月。もう5月。もうGWです。
あ、GWって5部じゃないです。黄金の風じゃないです。今度やるのは6部です。
...っていやそうじゃなくって、「黄金週間(ゴールデンウィーク)」です。
「何故寄せていく!?」って思うかもですけど、まぁ、気にしないで下さい。そんなことを気にしても無駄ですし。無駄なことは嫌いなんです。
”無駄無駄無駄”ってね。
一人で何をやっているのか、なんて痛烈なツッコミが飛んできそうですね。
流石の僕も羞恥心というものがあるので、このあたりでやめときます。
というわけで、どうもご無沙汰しております。ジョジョは2部派。†手帳†でっす。
いや、もちろんジョジョはシリーズを通して好きなんですけど、どの部が一番好きかを挙げるのなら僕は2部、と答えますね。ジョセフとシーザーの友情、ワムウの誇り高き精神、ジョースター家とツェペリ家の吸血鬼との因縁など、手に汗握る展開が多くて
「ディ・モールト(非常に)!いいぞ!!」
と言わざるを得ません。
「誰も聞いてねーといっとるだろーが 人の話きいてんのかァ この田ゴ作がァーーー」
とハンサムなザリガニソムリエに言われても困りますので前置きはこのあたりで。
さて、今回は†手帳†が選んだ「GWにイッキ見したいアニメ」をご紹介させていただきたいな、と思います。
なんてまぁ耳障りのいいことを言っておりますが、ただ自分の好きなアニメをおしつk...布教したいだけです。まぁ、「こいつこんな趣味してんのな。」くらいの感じで見ていただければ、と思います。
そして、少しでも作品が気になって、見ていただけたらこれ以上嬉しいことはありません。そんな方とは、ぜひ、語り合いたいものです。
1.グリザイアシリーズ
TVアニメ 「グリザイアの果実」 PV
映画『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』予告PV
1発目でお勧めしたいのは僕†手帳†の人生の教科書「グリザイアシリーズ」です。
このシリーズは「グリザイアの果実」「グリザイアの迷宮」「グリザイアの楽園」からなる3部作と、続編である「グリザイア;ファントムトリガー」からなるシリーズです。
これだけ聞くと「めちゃくちゃ話数多そう...」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「果実」は全13話、「迷宮」は全1話(1時間)、「楽園」は全10話と、3部作合わせても通常の2クールアニメと同じくらいの尺です。
また、続編の「ファントムトリガー」もクラウドファンディングによって製作費を募っての製作となっているので、現在制作されているのは3話まで。
こう考えると非常に少なく感じられませんか?
このシリーズは過去にトラウマを持つ少女が主人公と関わっていくにつれてそのトラウマを克服していき、成長していく物語です。しかし、この物語の凄い所はその物語の深みです。キャラクターの持つ背景はしっかりと作りこまれているうえにかなり重い。更に、そんな重荷を背負うヒロインたちが本気で同情する程、主人公自身の過去が壮絶なもので、驚かされます。
ですが、この物語、ただ重いだけではなく、非常にコミカルなシーンもたくさんあり、ヒロインはそれぞれ尖った、それでいて愛らしい魅力にあふれています。
物語を説明しようとするとネタバレになりそうなことを書きかねないので、詳しくは書きませんが、キャラクターの発する「言葉の力」や「人生哲学」には目を見張るものがあり、この作品随一の魅力と言い切ってもいいくらいです。
主人公の親代わりであり師匠でもある日下部麻子や主人公の姉である風見一姫は特に、現実に生きている私たちですら勇気づけてくれるような強い「力のある言葉」を言い放ってくれます。一度見れば絶対に忘れられない魅力のある作品です。
また、2クールでも長い、と感じる方は、続編の「グリザイア;ファントムトリガー」から見始めてみるのもいいかもしれません。まだ3話しかない上に、話はとてつもなくきれいにまとまっています。
それに続編とは言え、キャラクターは一新されているので、「ファントムトリガー」から入っても楽しめること請け合いです。「ファントムトリガー」は内田真礼さん、佐倉綾音さん、種﨑敦美さん、名塚佳織さん、南條愛乃さん、代永翼さんなど、人気声優が多数出演なさっているので、声優さんが好きな方も楽しむことができる作品なのではないでしょうか。
一度見れば自分の人生観が変わる、そんな作品だと僕は思います。これを見たらきっと皆さん、叫びだしたくなると思います。
「睡眠の重要性!!」と。
2.WHITE ALBUM2
2発目は「WHITE ALBUM2」。全13話と短め。↑リンクから1話が見れますのでお試しでご視聴してみてはいかがでしょうか?
「冴えない彼女の育てかた」の丸戸史明先生が描くノベルゲームが原作の作品。ヒロイン二人と男主人公の恋愛を描いた物語であり、「ラブコメ」というよりは「恋愛作品」と言った作風で、人間関係における感情の機微や、ヒロインの人間臭さ、生々しさが前面に押し出された濃密な作品になっています。
あらすじとしましては、軽音楽同好会に所属している主人公・北原春希は、学園祭に向けてギターの練習を続けていたが、ある日、軽音楽同好会は空中分解してしまう。春希は隣の席の冬馬かずさと学園一の美少女・小木曽雪菜と共にバンドを組み、文化祭に向けて進みだす。
といった感じです。
音楽の素晴らしさや、キャラクターの人間らしさ、そして「恋愛作品」としては最近ではなかなか見られない程深く、いろいろと考えさせられる作品です。
初めて見た時は僕も中学生で、主人公が結構最低じゃないか、なんて感じたりしましたけれど、大学生になっていろいろと考えを改めさせられました。本当によくできた作品です。
原作のゲームは3部構成になっていて、アニメはそのうちの序章部分のみをアニメ化しています。なので、最終回は続きが気になりすぎる締め方となっています。
僕は原作ゲームを購入して目下プレイ中です。
ここまで恋愛にスポットを当ててしっかりと関係性を描くアニメは、最近ではなかなかお目に掛かれないと思いますので、是非一度視聴してみてはいかがでしょうか。
重ねて言いますが↑のリンクから1話だけなら見れますし、dアニメストアなどでも全話見ることができますよ~。
興味がある方は、†手帳†に言ってくださればゲーム貸しますよ?笑
物語終盤はマジでプレイする手が止まらなくなります。
3.Fateシリーズ
TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 」PV第3弾
3発目は説明不要の名作「Fateシリーズ」。
よく「Fateシリーズ」って作品が多すぎてどれから入ればいいかわからない、と言ったことを耳にするので、この場を借りて言います。
「Fate/stay night【Unlimited Blade Works】(通称:UBW)」から見ろ!
Fateシリーズの原点である「Fate/stay night」の3人のヒロインのうち、遠坂凛をメインヒロインとしたルートのアニメ化作品。
4年前の作品であるにもかかわらず、作画が最近の作品を軽々と蹴散らせられるほどの高クオリティ。そして、展開も王道で、はっきり言って文句のつけどころがないルートとなっています。
あらすじとしましては、主人公の少年、衛宮士郎が『7人の魔術師がどんな願いもかなえられる万能の願望器、「聖杯」をかけて殺し合う儀式「聖杯戦争」』に巻き込まれていく、という物語。魔術師は過去の英霊を自らの使い魔(サーヴァント)として呼び出し使役して、戦わせる。序盤に出てきた伏線を華麗に回収する物語構成や、迫力がありすぎる戦闘シーンなどどれをとっても魅力的な作品です。
2クールでまとまっているので、シリーズ入門としてはこれ以上ないな、と思います。そして、もしこのUBWがお気に召しましたら派生作品に少しずつ手を出して言ってくれればいいかな、と思います。
参考までに、現在アニメ化されているFateシリーズを挙げれば、
「Fate/stay night(第1作目)」
「Fate/stay night 【Heaven’s Feel】(劇場3部作)」
1作目の方はセイバーという主人公の相棒キャラが、劇場3部作の方は主人公の後輩である間桐桜というキャラがヒロインとして描かれています。どれも素晴らしい出来ではあるんですが、1作目は絵柄が古い(制作2006年)ので、少し敷居が高いかもしれませんし、劇場3部作の方は、ある程度の知識がないと全容を理解するのが難しいです。
なので「Fate/stay night」はUBWから見ろ!!です。
それともう1作。
これは上に書いた「Fate/stay night」の前日譚というか、 タイトルの通りエピソードゼロ的な話です。脚本は「魔法少女まどかマギカ」や「PSYCHO-PASS」、「ALDNOAH.ZERO」などでお馴染みの虚淵玄氏が担当し、ハードかつ重厚な世界観の物語と声優さんの怪演が光る傑作となっています。「Fate/stay night」が面白いと感じた方には是非見ていただきたい作品です。
そしてその「zero」の後日譚であり、スピンオフとなる
「ロード・エルメロイの事件簿 魔眼蒐集列車 Grace Note」
「zero」の平行世界で起こった聖杯大戦を描いた
完全な別世界を描いた本格Fateシリーズの傑作
など、今もまだその作品世界を広げているのがFateシリーズです。
どれも秀逸。どれも名作。
もしこの世界観に惹かれる方がいましたら、是非語り明かしたいですね。
なお、「FGO」はまた別時空で、ここで話してしまうと話がややこしくなるので、今回はやめておきますね。
いろいろ言いましたが、とりあえず、「Fate/stay night【UBW】」から見てみて下さい!!!!
4.コードギアス 反逆のルルーシュ
『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』予告PV
4発目は「コードギアス 反逆のルルーシュ」言わずと知れた、日本のオリジナルアニメ史上最高傑作と言っても過言ではない作品。
4クール全50話と多めですが、本当に見始めたら止まりません。僕も初めて見た時はマジで止まらなくて二日で50話まで見終わってしまっていました。
あらすじとしましては、国を追われたブリタニアの皇子ルルーシュは、謎の少女C.Cと出会い、人に1度だけどんな命令も下すことのできるギアスの力を手に入れ、ルルーシュの妹・ナナリーのためにブリタニアへの反逆を決意する。ルルーシュは仮面の男”ゼロ”を名乗り、黒の騎士団を結成。ブリタニアとの熾烈な戦いに身を投じていく事になる。
と行った所でしょうか。ボーイ・ミーツ・ガールのお手本というか、満点回答のような作品ですね。傑作です。
また、戦いだけではなく、ルルーシュは学生なので、学園で時に平和に、時に騒がしく暮らす学園生活もあり、ストーリーの振れ幅も魅力の一つとなっています。
ロボットアニメなので、苦手意識を感じてしまう人もいるかもしれませんが、そんな方にこそ是非見てほしい作品です。きっと、いや絶対にその価値観が変わることをお約束いたします。手放しでお勧めできる作品です。いかがでしょうか。
5.蒼穹のファフナー
シリーズ15周年記念動画 | 蒼穹のファフナー | ダイジェスト
お次は「蒼穹のファフナー」。1作目から15年以上 続くシリーズで、未だにその世界を広げている意欲作。「コードギアス」が王道ならば、「ファフナー」は邪道かもしれませんが。序盤は世界観を頭に入れるのが精一杯で、楽しめるかどうかは人を選ぶ作品かも知れないです。
しかし、一度世界観を掴めてしまえば、面白すぎて一度見たら絶対に忘れられない作品になること請け合いです。
個人的には「コードギアス」と同等か、それ以上の面白さがあると。
あらすじといたしましては、主人公たちの住んでいる島「竜宮島(たつみやじま)」に突如として現れるの謎の敵生命体、フェストゥム。少年たちは島を守るため、人型決戦兵器「ファフナー」へと乗り込み戦いに身を投じていく事になる。
と言った感じでしょうか。
戦いが続くにつれて次々と犠牲者が出てきて、かなりの辛さが味わえる作品となっております。作品を通してキャラクターみんなのことがどんどん好きになっていき、だからこそ、その好きになったキャラクターがいなくなってしまうのは死ぬほど辛いと感じてしまう、そんな作品です。
脚本家には人の心がないのか、なんて思ったりもしてしまいます。
「無印」全26話
「RIGHT OF LEFT(TVスペシャル)」1時間全1話
「HEAVEN AND EARTH(劇場版)」
「EXODUS(2期)」全26話
「THE BEYOND(OVA)」現時点で全9話
の順番です。
劇場版なども全部合わせて5クール強くらいの長さ。
キャラクターたちには戦いになんて行かずに、もう平和に暮らしてほしいと思っているのは僕だけではないはず。
6.シドニアの騎士
これまでのシドニアの騎士【最新作5/14(金)劇場公開!】
お次は「シドニアの騎士」!
5月14日に劇場にて完結編が公開される傑作ロボットアニメ。
フルCG作品ということで、苦手意識を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ロボットの迫力のある戦闘シーンや意外性のある戦法が繰り出されて予想がつかない展開が怒涛のように押し寄せてくる、非常に見ごたえのある作品です。
あの進撃の巨人の作者、諌山創先生が「ラブコメ的日常と、それが明日なくなるかもしれない緊張感のバランスが絶妙」「非常に質の高いラブコメ」と評する程の作品でもあります。
敵生命体ガウナとの熾烈な戦いを描く今作ですが、ガウナを倒すことにもカビザシ(作中に出てくる武器)でなければ倒せない、機動力や遠距離攻撃にもいちいち換装が必要であったりと、主人公たちに多くの「縛り」が課されています。
これは僕の持論というか、趣味嗜好なのですが、戦闘シーンのあるアニメ、特にロボットアニメなんかは、キャラクターに課せられる「縛り」があればあるほど面白さや物語の深みが増す、と思うんですよね。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」なら「ビーム兵器がない」
「新世紀エヴァンゲリオン」なら「機体が有線で、機体のダメージが搭乗者に行く」
「革命機ヴァルヴレイヴ」なら「機体に長時間搭乗できない」
「ALDNOAH.ZERO」なら「アルドノアのような能力がない」
「蒼穹のファフナー」なら「能力を使いすぎると同化して死ぬ」
「バディコンプレックス」なら「カップリング期待がそろっていないと本領を発揮できない」
など、主人公たちにとって不利と働く物語上の作用があればあるほど、それを乗り越える様はカタルシスの解放があって最高に気持ちいいですし、不利を抱えて打ち勝とうと苦悩、葛藤する主人公たちの姿は心を打ち震えさせられます。
「シドニアの騎士」はまさに、「縛り」の多い作品で、その面倒な「縛り」を省略せずに描くことで、物語の説得力が他の比ではありません。
合計で2クールの物語で、かなりの満足度が味わえる作品ではないでしょうか。
劇場公開まであと少し。言い換えれば、今ならまだ追いつける作品です。
是非!!
7.ブラック・ブレット
「ブラック・ブレット」PV第2弾
お次は「ブラックブレット」。
現在は長い間刊行がストップしてしまっていますが、 もししっかりと刊行が続いていたのなら「ソードアート・オンライン」や「魔法科高校の劣等生」を越えて電撃文庫の看板になっていたのではないか、と僕は思っています。
それくらい面白いです。
あらすじとしましては、生物を巨大化、凶暴化させてしまう「ガストレアウイルス」が広がり、ガストレアと呼ばれる化け物がはびこる日本において、ガストレアに対処すべく民警と呼ばれる人間たちが、ガストレア、そしてガストレアの陰で暗躍する人間たちと壮絶な戦いを繰り広げていく、という感じ。
この作品の凄い所は、容赦がなさすぎるところです。健気でかわいい女の子がいっぱい苦しみます。
そして何よりいつも戦いの前に何かしらの不幸が主人公たちを襲う、ということ。
大きな戦いの直前で自分の教え子たちがガストレアではなく人間に虐殺される、戦いの前に敵から襲撃に遭う、仲良くなれたと思った相手が実は自分の大切な人を殺そうとした凄腕の暗殺者だった、などいつも主人公がメンタルがぼろぼろの状態で戦いに繰り出されています。
ハードで重苦しい、だけれども熱く、かっこいい戦いには何度も心を揺さぶられること請け合いです。
刊行、再開してほしいですね。
とにかくめちゃくちゃ面白いです。全13話ですぐに全話見れるのではないでしょうか。
終わりに
まだまだお勧めしたい作品は数多くありますが、そんなにいっぺんに紹介しても困ると思うので、ひとまずここまで。
またの機会がありましたら、またこういったブログなどで執筆するかもです。
今回の記事、ご覧になった方ならわかると思いますが、ただの趣味の押し付けです。
自分の好きな作品をただただ書き連ねただけですから。
まぁ†手帳†なりの自己紹介だと思ってください。
新しく入って下さった1年生であったり、このサークルに興味を持ってくださる方が、これらの作品を見て、ハマって、あわよくば†手帳†との語り合いに付き合ってくれたらなー、なんて思ったりしています。
さて、まぁそんなわけで今回の記事はここまでとさせていただきます。
お相手は、†手帳†がお送りさせていただきました。
それでは皆さん、良いGWをお過ごしください~!