秋、冬の面白いアニメ
お久しぶりです。
はじめましての方は初めまして。
リアルでは口数が大して多くないのにTwitterやブログでだけうるさい男、4年の山田です。
もう4年ということで卒業間近。
ここ最近なんて卒論やら進路関係やらでろくすっぽブログも書いておりませんでした。
秋アニメについてのブログを書こう書こうと思っていたのに、結局書くことなく冬クールに突入してしまいました。
秋はここ数年で稀にみる群雄割拠の傑作ぞろいだったのでいろいろと話したいことがあったのですが、さすがに自分の将来がかかっている卒論や進路関係のこともほったらかしにはできず結局こんな時期になってしまいました。
なので今回は個人的に素晴らしいと思った秋アニメを雑に紹介、そして現在放送中の冬アニメの話も出来たら、なんて思います。
お時間がございましたら、ぜひお付き合いくださいませ。
秋アニメの振り返り
いや、秋アニメの豊作っぷりときたら、本当にすごかったですね。
自分もあまりの豊作っぷりに何作も何作も見てしまったもんですからあやうく卒論を出し逃すところでしたよ。面白い作品が多いのも卒業がかかった4年生には考えモノですね。
まあ既に2月に突入してしまったのでいまさら何を秋アニメの話をしているんだよ、って感じではございますが、、、。
やっぱり秋アニメの話をするのならあの作品は欠かせませんよね。
ええ、あの作品です。
秋クールで自分の心を揺り動かした作品といえばあの作品しかありません。
多分皆さんも簡単に想像がついてしまったんじゃあないでしょうか。
あのアニメですよあのアニメ。
女の子たちがみんな可愛かったり時にカッコよかったり。
EDテーマがストーリーが進むにつれて変わっていく演出なんかも素敵で。
笑えるシーンもあれば、少し涙腺にクるシーンもあって。
主人公が学校でコミュニケーションに難航するシーンなんかもあって。
タイトル回収もしっかりあって。
キャラクターのことを歌っているかのような主題歌の歌詞に心を打たれたり。
最終回もいい落としどころで終わってくれたなぁ、と思いました。
まあ、ここまで言えば大方皆様も察しがついていることでしょう。
そう─────
「恋愛フロップス」です。
ん?なんすか。何か言いたげですね。
はいすみません。わざとやってます。
いやでも、本当マジで面白かったんですよ。「恋愛フロップス」。
オリジナルアニメでこんなに仰天したのは本当に何年ぶりだったことか。
このアニメ、何を語ってもネタバレに通じそうなので何も言えないんですけど、マジでいろんな人に見て頂いて、感想を聞いてみたい作品だな、と思いました。
オリジナルTVアニメーション「恋愛フロップス」PV第1弾

あらすじだけ置いとくと、
AIが普及した現代で、主人公・柏樹朝はある朝、立て続けに5人の女の子とトラブルに巻き込まれてしまう。それも大体のトラブルがラッキースケベ的なもので、朝にとっては不可抗力。非があるとかそういうわけではなかったがトラブルがトラブルだったので彼女たちからの朝への印象は最悪なものかと思われた。
5回の立て続けのトラブルに遅刻をすることになってしまい、遅ればせながら教室に入ると、教室には一緒にトラブルに巻き込まれた女の子たちの姿が。うち4人は転校生として、もう一人は担任教師として朝と同じ学校にやってきたのである。5人の女の子たちと朝のこっれからの学園生活はどうなっていくのか,,,,,,,。
と、まあこんな感じの一昔前の学園ラブコメって感じの導入です。
とはいえこの作品、最初の印象と作品終盤の印象は多分かなり変わってくると思います。その変化も含めて大変面白い作品だったので是非だまされたと思って最終回まで視聴してほしいなと思います。
あまりに面白くて、リアルタイム視聴した後、毎週のように同じく4年のゲソくんと感想戦をしたりしてました。こういったオリジナルアニメは友達と感想戦するのも醍醐味の一つですね。毎週毎週見て感想を言い合うまでがセットでした。
あと個人的に面白かった作品といえば
「Do It Yourself!」
「後宮の烏」
「4人はそれぞれウソをつく」
「ヒューマンバグ大学 不死学部不幸学科」
「ブルーロック」
「BLEACH 千年血戦篇」
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 第2クール」
「マブラヴ オルタネイティブ2期」
あたりでしょうか。
「Do It Yourself!」は「恋愛フロップス」同様オリジナルアニメで、DIYを題材にした作品でした。ポップな絵柄にかわいいキャラクター達、キャラクター同士の関係性、すべてが「癒し」でした。
オリジナルTVアニメ「Do It Yourself!! ーどぅー・いっと・ゆあせるふー」OPテーマ『どきどきアイデアをよろしく!』

同クールで話題を呼んだ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で主演を務められたスレッタ・マーキュ一役の市ノ瀬加那さんの演じるぷりんちゃんとか個人的にはかなり推せます。自分はドシリアスで重厚な作品が好きで、ほんわかしたゆるーい作品はあまり入れ込むことはないんですがこの作品はそんな考えを吹っ飛ばしてくれました。本当に面白かったので手放しでおすすめしたい作品です。
「後宮の烏」は、ファンタジー要素アリの時代物。
美麗な絵と重厚な話が時代感をしっかりと表していて面白かったですね。最初は自分からひとを遠ざけようとしていた寿雪が少しずつ回血の人たちに心を許していく過程は本当に丁寧に描かれていて面白いな、と思いました。ちなみに見るきっかけは主題歌が女王蜂の「MYSTERIOUS」に決まったことでしたが、終わってみればEDもすごくよかったです。
TVアニメ「後宮の烏」本PV第一弾

釘宮理恵さんや杉田智和さんがかなり年配のキャラクターを演じられていて印象的でした。あと水中雅章さんの声とお芝居はかなり好きです。
TVアニメ「後宮の烏」ノンクレジットムービー エンディング・テーマ「夏の雪」:krage

ぜひぜひ。
「4人はそれぞれウソをつく」はコメディ的な面白さが光ってました。
クラスメイトで仲良し四人組、リッカ、千代、関根、翼はそれぞれ人に話せない秘密を抱えていて、それがばれてしまわないように立ち回りながら学校生活を送っているのですが、リッカ、千代さんは結構簡単にばれそうな行動とるし、関根はもともとサイキックで人の心が読めてしまうので周りにばれないように二人をフォローしたり、フォローのフォローを翼がしたり、それをリッカがめちゃくちゃにしたりとドタバタではちゃめっちゃなコメディって感じで面白かったです。
TVアニメ「4人はそれぞれウソをつく」本PV

とにかく見て。笑えます。面白いです。
まあ、他にも面白い作品はたくさんありましたが、語るのも文字打つのもめんどくさいのでこの辺で。
冬アニメは
なんというか、友達に話すとなんでそんな斜に構えたラインナップなのかとか言われたりしましたけど、本当に面白かったんだからいいじゃないですか。
マジで面白かったのでさっき挙げた秋アニメでまだ見ていない作品がありましたら是非一度春休みの空いた時間にでも見て頂けたら嬉しいです。
さて、やっと時代を現代に戻せます。
今期は皆さんどんな作品を見ていますでしょうか。
暦もはや2月に突入し、どの作品も最初のターニングポイントに差し掛かったあたりでしょうか。
作品によっては見るのを断念してしまったり、1話を見逃して見る気がなえてしまったなんて作品もあるかもしれませんね。
ここでは個人的に面白かった冬アニメをこれまた雑に紹介していきたいと思います。
1作品目は「TRIGUN STAMPEDE」
ジャンプSQ RISEで連載されている「血界戦線 Beat 3 Peat」の内藤康弘先生が原作の「トライガン」の2度目のアニメ化作品です。
2度目といっても続きものではなく、リメイク+リビルドということで、オリジナル要素がふんだんに盛り込まれた先を誰も知らないリメイクになっています。
TVアニメ『TRIGUN STAMPEDE』メインPV

ストーリーもしっかり面白いのですが、見て頂きたいのはやはりその映像美です。
3DCGで制作されている本作品。CGと聞くと結構敬遠しがちな人がいると思いますが、本作はおおよそTVシリーズで毎週放送していいレベルじゃないくらいレベルが高いです。
第1話のアクションシーンで心を一気に引き込まれること間違いなしです。
あらすじを置いとくと、「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」と呼ばれる男、赤いコートにとんがった髪、荒涼とした世界を放浪するガンマン、彼の名前はヴァッシュ・ザ・スタンピード。気のいい青年であり腕は確かだが、局地災害指定を受けた男。そんな彼のうわさを聞き、二人の記者が彼を追い、とある街でヴァッシュを中心に不穏な嵐が巻き起こる。
って感じです。優しくて強い、けれどどこか少し影がある主人公ヴァッシュ。彼が銃撃でミサイルを防ぎ、街中を爆走し、人を助けようと叫ぶ。久々にとても気持ちのいい主人公を見ました。おすすめです。
2作品目は「大雪海のカイナ」
「シドニアの騎士」「BLAME」「人形の国」などでおなじみ弐瓶勉先生による冒険ファンタジー作品。先程の「TRIGUN STAMPEDE」と同様3DCGの作品となっています。
『大雪海のカイナ』本予告

こちらもかなりの高クオリティ。「シドニアの騎士」を見て中学時代を過ごした人間としてはCG技術の向上をひしひしと感じます。まあ劇場版「シドニアの騎士 あいつむぐほし」がめちゃくちゃすごい映像だったので、CGに関しては欠片も心配してなかったですけどね。
それにしても最近のCGアニメの躍進は素晴らしいですね。
ほんの10年ほど前の3DCGアニメといえば「キングダム1期」「蒼き鋼のアルペジオ」などでしたが、今の3DCGアニメと比較すると映像的にはかなりの違いがあるように感じます。
まあ「キングダム1期」も「蒼き鋼のアルペジオ」もめちゃくちゃおもしろいことに変わりはないんですけどね。
最近は「THE FIRST SLAM DUNK」や「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、「BEASTERS」、そして「TRIGUN STAMPEDE」に「大雪海のカイナ」と素晴らしい3DCGアニメの台頭がうれしいですね。
いや、ほんと玄界(ミデン)の進歩はめざましいですな(これが言いたかっただけ)
もちろん手書きのアニメが大好きでオタクになった人間なので、手書きのアニメーションが一番好きというのは変わりませんが、3DCGは手書きではできない表現がいっぱいあって見ごたえがすさまじいので、レベルの高い作品が増えるのは大歓迎です。
おっと話がずれました。
この作品、シドニアが好きな人には絶対刺さること請け合いです。というかシドニアのセルフオマージュみたいなシーンが多くて結構見ててにやりとできるシーンがありました。主人公ひとりにフォーカスを当てても
・隔絶された場所で家族と少人数で暮らしている
・世情に疎い
・ヒロインの恥ずかしい現場を目撃してしまい顔面をぶん殴られ固定具でぶら下がり状態になる
などなど。シドニアとの共通点を探すのも結構面白いです。
あらすじを置いとくと、水が枯渇しつつある世界で、ある日主人公カイナの住む天膜に少女・リリハが漂着する。リリハは枯渇する水問題を解決してくれる賢者を探しに天膜まで来たのだが、徒労に終わってしまう。
彼女はカイナの住む天膜よりはるか下方、雪海からやってきたという。彼女をもとの国へと返すためにカイナとリリハは天膜から雪海へと続く軌道樹を下っていく。
世界観が徐々に広がっていく感じや、雪海がシドニアの胞状分解のようであったりと弐瓶先生ならではの描写が光ります。
こちらもぜひぜひ見てほしい作品です。
このほかにも
「便利屋斎藤さん、異世界に行く」
「もういっぽん!」
「もののがたり」
「転生王女と天才令嬢の魔法革命」
などなど、面白い作品がいっぱいです。
冬アニメもまだまだ楽しめそうですね。
また「あやかしトライアングル」や「久保さんは僕を許さない」「NieR」など今期は2020年春以来の延期が相次いでいます。
自粛期間の悪夢再びといった感じでしんどく思うこともありますが、推せる作品は推せるときに推しときましょう。
といううことで春休みを利用して、ぜひいろいろな作品たちとの出会いをお楽しみください。
卒業生なのでブログをまた書く機会はもうあまりないかもしれませんが最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
それでは今回はこの辺で。
「異世界おじさん」の最終回は結局いつ放送になるんだ...........