【活動内容['19-6-10]】3つの議題で賛否ディベート!他人の意見は貴重で面白い!
こんにちは!
関東は梅雨入りしましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は「ディベート」に初挑戦しました!
結構楽しかったし、反省点も見えてきたので、次回行うときはより活発で面白いものになると確信しています!
「ディベート」について
ディベートの感想
今回は「ディベート」に初挑戦しました!
サークル員の人数も増えて、いよいよ”研究会”らしい活動へと方向を切り替えていきます!
そんなディベート!
こちらの不手際は多々あったものの、全体的な印象としては非常に楽しく行うことができたと思います!
来てくれたのは10人。
3つの議題に関して話し合いましたが、やっぱり他人の意見を聞くって良いですね!
自分にはない視点で物事を見ることが出来るのは非常に大きな成果だったと思います!
ディベートの内容
どんな感じで進行したのかだけ、書いていきますね!
お題は、
①アニメ・マンガの実写化
②3Dアニメについて
③声優以外の起用
の3つでした。
まず、賛否に分かれてそれぞれのグループで10分程度話し合った後に、賛否両派の意見をぶつかわせる方式で進めました。
予想や心配に反して、最初からそれなりに話が弾んでいたところがとてもありがたかったですね!
ディベートの反省点
今回の反省点としては、
・司会役がいない
・自分で賛否派を決めてしまった
・最終的な結論が折衷案になる
という部分です。
司会に関しては、議論に参加しながらちぃいちょい進行もしていた感じなので、次は中立の立場での専任を置いたほうがより議論が上手く回るし、深まると思います。
「自分で賛否を~」については、抽選等で機会的に賛否を割り振って、自分自身の信条とは関係なしに議論を深める方式の方が、より白熱しますよね。
また、最終結論に関しては、以下の「議事録」を見ていただければ分かりますが「どっちでも良いのでは?」という結論に至ってしまう議題設定だった点が反省です。
しかし、とっても楽しかったので、また次も開催したいです!
そのときは、今回の反省点を活かして、より議論が深まるようにしていきたいと思います!
ディベートの議事録(?)
本来は、何時も通り「吹き出し形式」にしようと考えていたのですが、ディベート中に打ったメモ文章=プチ議事録的な内容がそれなりの分量なので、今回は申し訳ないですが、そのまま掲載します。
一応、賛成派と反対派が交互に話す形式になっている構図なので、読みやすいとは思うのですが......。
誤字や記載ミス等に関しては容赦ください!
※改行等の関係上、端末を横向きにすると読みやすいです!
①アニメ・マンガの実写化に関する賛否
アニメ・マンガの実写化について | ||
賛成 | 反対 | |
---|---|---|
【反対】
「実写化ブームが来てる!」
➔それにあやかって、しょーもない作品が増産されている!
➔それはいかがなものか?
➔原作があるだけでスポンサーがつきやすから、実写化ブームになっている
➔作品の良し悪しに関する選択や俳優の売名に使われている!!!!
【賛成】
・原作レイプは事実!
➔しかし、両作もあるのでは?その事実ではないか?
【反対】
・でも失敗作も多くね?
➔上手くいかない場合、原作に対するバッシングにも繋がる?
【賛成】
・舞台化とかはどうか?
【反対】
・舞台化に関してはノーコメント
【賛成】
・資金と技術力があればいい?
【反対】
・日本でハリウッド級の作品ができるか?
➔現時点ではゴミ➔良作はつくれない!
【賛成】
・CGだけでいったら、『ガンツ』とかは?
・『るろうに剣心』とか、やりようによっては微妙なのでは?
【反対】
・しかし、それで結局「失敗した」という結末になるのでは?
➔そもそも「地雷」と話題になった時点で駄目なのでは?
・忘れさられた作品とかもあるから、そういうのは悲しそう……。
【賛成】
・実写化した作品から、原作への流れもあるのでは?
【反対】
・売れてない作品に関しては、そもそも見向きもされない?
・実写化しやすいもの(ライアーゲーム)/しにくいもの(進撃の巨人)がある
➔でもプロの人たちが「コレで行ける!」と思ってる映画界は大丈夫?
【賛成】
・面白い作品があったから、こっちについた!
【反対】
・そもそも2時間で脚本がゴチャゴチャになったりしない?
・実写化のあたって、原作から設定の改変があるじゃん?
➔リスペクトされてない。
【賛成】
・2時間で収めるという内容に関しては、諦めて、目立つシーンのみに絞る。
➔『GANTZ』『カイジ』『亜人』
・原作改変やリスペクト
➔映画倫理とかもあるから仕方ないのでは?
・これからの未来に期待!
【反対】
・僕らも全否定という訳ではない。
【結論】
・面白い作品は素晴らしい!
・クソみたいな作品はゴミ。
②3Dアニメに関する賛否
3Dアニメ作品の増加について | ||
賛成 | 反対 | |
---|---|---|
【反対】
・やっぱりCGアニメは増加している
➔アニメってそもそも「パラパラマンガ」から➔二次元を根底にしている
➔3DDGは実写の動きを求めていて、アニメは手書き表現を求めている。
【賛成】
・作画崩壊がない!
【反対】
・作画崩壊は良さでは?
【賛成】
・作画崩壊は基本は「悪」。作画崩壊しないし、作業量の低減になる。
【反対】
・実写でよくね?
【賛成】
・実写では不可能な動きや表現が出来る。
【反対】
・「実写でよい」は言葉のあや
【賛成】
・『プリキュア』とかは綺麗だけど?
【反対】
・バトル系とかスタイリッシュな動きには合わないのでは?
【賛成】
・共存出来るし、2Dの内容も出来る。
【反対】
・(個人的に)バンドリは許せない!
➔一般的なアニメと3D作品は絶対に共存できない!
➔3Dアニメは生身の人間の動きを第一に考えて作られているのでは?
➔「アニメ」の中にリアリティを求める必要があるのか?
➔アニメって、現実逃避を行うものではないのか?そこに現実感は求めてない!
➔現実に介入してほしくない!
【賛成】
・「生身の人間の動き」以外の作品もありえる。
・ロボットとか現実に根付いた作品を求めているような作品には合う。
➔現実を求めた作品とかも良いのでは?
・実際の戦争ゲームや宇宙ゲームを見ているような感覚のクオリティがあるのでは?
・アニメ作品の棲み分けがある。
➔日常アニメは手書き、ロボット系は3Dっている分類がある?
➔全編3Dで世界観が一貫していれば、違和感がないのでは?
【反対】
・でも、どちらかというと、手描きが良い!
【賛成】
・確かに最初の頃は「うわ……」となっていたけど、最近はクオリティも向上してきている。
➔希望との乖離も最近は少なくなってきているのでは?
【反対】
・確かに3Dのクオリティが向上してきているが、全部3Dになるのは嫌だ。
➔3Dの侵食が嫌だし、それがどんどんと増加していくのが(個人的に)嫌い。
【賛成】
・手描きの2Dアニメも確かにその良さがある。
➔完全に3Dに食いつぶされるような事にはならないのでは?
➔クジラの祖先が一度は陸に上がったけど、完全に陸上になった訳ではない。
➔完全に淘汰されるわけではないのでは?
【反対】
・それでも、『ごちうさ』とか3D化は嫌だ!
【賛成】
・プロセス的にも、原作をプロデューサーがアニメ化するにあたって、2D/3Dで選択する。
➔そこで、監督や制作会社を選ぶのでは?
【反対】
・最終的に、棲み分けが出来てるし、今後も変わらない!
➔選択肢として残っていく。
③俳優・芸能人(声優以外)の起用
俳優・芸能人(声優以外)の起用について | ||
賛成 | 反対 | |
---|---|---|
【反対】
・声優以外の起用は事故が多い。
➔『打ち上げ花火~』『風立ちぬ』とかは「う~ん……」とかだよね。
【賛成】
・知名度を生かして何が悪い?
➔『打ち上げ花火~』は内容も演技も酷かったら、その批判が声の演技に繋がるのでは?
➔誰も知らない人を起用したら、そもそも見る人もいないし。
【反対】
・知名度で売るしか無い映画があること自体がどうなのか?
➔「絵」とともに「声優の演技力」で完成している芸術では?
【賛成】
・『打ち上げ花火~』とか『君の名は』は販売ルートが違うし、少し別にしよう。
・それにしても、日本人は見ずに空気や先入観で批判しすぎでは?
【反対】
・作品に集中出来ないのでは?
➔芸能人とかは、そのアニメ作品と芸能人とかが重なって集中できないのでは?
・現実感=アニメに対する説得力がない、その人の起用理由とかちゃんとしろよ!
【賛成】
・上手い人もいると思いますよ!
【反対】
・上手い人はいるけど、圧倒的に地雷が多い!
➔そこまでリスクを取る必要はない!
【賛成】
・俳優だからこそ、声優だからこそという良さもある!
【反対】
・『風立ちぬ』はクソだったじゃん!
【賛成】
・宮崎駿とか細田守とかはまた意思決定が違いそう。
・そもそも、成功しているからいいじゃない!
【反対】
・宮崎駿は、「自分の納得したい作品」を作っているだけ!
➔それこそ、「オナニー」をしているだけだ!
・ジブリに関しては『千と千尋の神隠し』が大ヒット!
➔それは、芸能人が主役に起用されていないからだ!
【賛成】
・流石に、その2つを繋げるのは無理がある!
【反対】
・確かに、声優じゃないからこその良い部分もありますよね。
・舞台とマイクとでは、違うのでは?
【賛成】
・そもそも、声優の中にも俳優上がりの人って多いのでは?中田譲治とか。
【反対】
・声優と俳優は別物では?
➔たとえ「俳優→声優」でも、そこには「別物」としての“違い”があり、大成している!
・「声に特化した人」でやってほしい。だって、声一本のプロじゃん!
➔マイクの前でいくら演技しても変わらないのでは?
【賛成】
・声優と俳優は違うといっても、共通点はあるし、上手い演技もあるし!
➔そこで違いを生じさせるのは違うじゃん!
【反対】
・それでも、雰囲気が変わってきてしまうじゃん?
➔芸人だったら、当人の芸風とかが入り込んできちゃうじゃん?
【賛成】
・「声豚」だったら、結局ちらつくのでは?
➔「あ、これって花澤香菜だな」とか、声を当ててる人が思い浮かぶという点では違う。
【反対】
・花澤香菜さんに関しては、声も特徴あるから、千変万化だから、何役にもなれる。
➔やっぱりそこは、声のプロでは?
【賛成】
・やっぱりそこに脳裏への「チラリズム」があるのでは?
・あなた個人が声豚さんだから、そこが極度に気になるのでは?
【反対】
・確かに「声豚」はそういうところあるかもしれない。
・それでも、声優じゃないことによって、失敗する可能性がかなり高い。リスクある。
➔チラついてしまう人がいる現状は受け入れる必要がある。
【賛成】
・そのチラつきに、声優と芸能人の違いがあるのか?
【反対】
・いや、そこに棒読みが加わることで駄目になる。
【賛成】
・いやいや、「棒」はネタとして楽しめる!
【反対】
・一般論として「棒=悪」である。
おわりに
今回の記事は以上になります!
総文字数は「8,091文字」なので、全部読んだ方はお疲れ様でした......。
どうやら、このディベートでのMVPは「手帳さん」のようなので、ここにも写真を掲載しておきますね!
活動お疲れ様でした🙌
— 都留文科大学 アニメ・声優研究会 (@bundai_anikoe) 2019年6月10日
本日は『ディベート』を行い、3つの議題で話を進めていきました。今回初めて取り入れましたが、かなり盛り上がったのでこれは今後もやる価値アリ…!?
MVPのハンドルネーム「手帳」さん、手帳を持つのが趣味らしい(?)ですが、軽快なトークで議論をかき回していました🙄 pic.twitter.com/dICHNMH3Pa
執筆:都留文科大学・Ei