【メンバー執筆】回顧と言い訳 ~4度目の祭のおもいで~
にゃんぱすー。
桂川祭、お疲れ様なのん!!
・・・本当に毎度すまんな。
反省はしてません。
縁とゆかりと和
そういえば、桂川祭へご来場いただいた皆様、ありがとうございました。会場にてお喋りに付き合っていただいた方、黒板を埋め尽くすのにご協力いただいた方、機関誌をお読みくださった方、特に何をしに来たわけではないけど教室にふらっと立ち寄ってくださった方。おかげさまで僕にとっても、楽しい時間になりました。
僕にとっては4度目、学生としては最後(であるべき)の桂川祭となりました。なんでしょうね。つくづく「人の縁とは不思議なものだな」と感じさせられるイベントだな、と思うのです。仲の良い友人や、話したことはないが授業が被りがちな人の「いつもとは違う一面」を見ることができます。○○体験などのイベントで一緒に貴重な体験をしたとか、アルバイトで一度シフトが重なったとかの人が、意外と顔を覚えてくれていた・・・ということもあります。
何といいましょうか、僕としては正直未だに文化祭の正しい楽しみ方はわかりません。
なんせ根暗で内気でコミュ障なもので。
ただ、特に大きなこと・華やかな出し物ではなくても、そういうちょっとしたご縁を楽しめるイベントでもあったんじゃないかなと、僕は勝手に思っています。
ちなみにソフトボール大会出ました。楽しかったです。おかしいのはお前の打率だって?本当に元ネタとなった張本人もびっくりのおかしい打率になってて草。すみませんでした。2四球と守備で挽回したから許して。
カレーと揚げアイスとビーフシチューとケバブと今川焼が美味しかったです。
落語と映画が面白かったです。
写真綺麗でした。
漫画はどこか背景に少女終末旅行とシメジシミュレーションを感じさせるものがあって面白かったです。(追)少女終末旅行はいいぞ。他ならぬ漫研さんの知り合いに薦めてもらった作品でしたが神でしたね。上映会やらない?
動物もかわいかったです。
以上、虎仁朗の桂川祭回顧を終わります。
長々とすみませんですが話題を変えます。
もっとも僕の書くブログに「余談」も「キーセンテンス」もありませんので、面倒だなって思ったらバンバンスクロールしてください。ただ、公開する以上は読んでくださる皆様の「何かの足し」になるよう善処いたします。
近くにある美しいものを
今年の学園祭は、昨年同様当サークルの機関誌を執筆した他に、この名前で短編創作をさせていただきました。
読んでくださったという方、どうもありがとうございます。
ただ大学生が蒸し暑い初夏を気の向くままに過ごすだけのお話です。
…通学路を歩いていて、各駅停車の電車に乗って、風景・車窓が後ろへ流れていくように。言ってみれば文章という歩道の上を、時々お茶でも飲みながら、あるいは鳥の声を聞きながら、のんびり歩くように読んでいただけると幸いです。当サークルのブログ、あるいは機関誌にて散々語ってきた理想を、所々に垣間見ていただければいいなと思っております。
これまでにも趣味で小説や短歌を創作したりすることはありましたし、何度か学生が発行するフリーペーパーに寄稿もしました。読んでくれた人以下略。短歌はまあ高校時代に授業の一環になっていたものですが、まあなんとなく「楽しそうだな~」と思ってやっていました。小学生~中学生の時は漫画でした。わざわざそれ用の自由ノートを買ってきて、出来上がったらみんなに見せていましたっけね。ちなみにその漫画の中での阪神タイガースはめちゃくちゃ強かったです。それと、なぜ漫画だったのが短歌になって小説になったのか?という事に関しては特に理由はありません。凝った言い回しの文章表現へのあこがれが強くなったから、というくらいでしょうか。
さて、現在の私が創るお話というのは、例えば今回出したもののように、大学まで来たのに結局授業へ行かなかったとか、授業をサボってデパートへ行ったとか、理由はないんだけども一人で旅に出たとか、まあそういう言ってしまえば「なんでもない話」にすぎないものとなっています。他には週に1回姉妹3人でカレーを食べるのがルールになっているお話や、自宅から遠く離れた商店街の喫茶店に毎週欠かさず自転車で通うお話なんてのもあったかな。いずれも要約してそうなっているのではなく、本当に「それ以外のなんでもない」お話だと考えています。
誤解されそうですが、アニメの好みとはそこまで関係がありません。具体的に言うと、「~のような描写がある作品に影響されて書いた」は大いにありますが「○○というアニメが好きで影響されて書いた」となることは基本的にありません。まあ、こう言っておきながらなんですが「喫茶店」か「山奥の田舎町」を舞台に据えがちなのってやっぱりそういうことなんじゃないかって思います。
これは高校時代に短歌創作をしていた時に思ったことですが、何かのコンクールに出して賞を取る人はみな、「身の回りに起こり得る風景」「普遍的な人間世界」を真摯に汲み取り、描いていると感じたことがきっかけです。帰宅後の食卓や通学路での買い食いなど「食べ物」は人気がありましたが、食べ物や味覚刺激というよりはむしろ、食べ物を通した「人間の普遍的な時間・世界」にしっかりとスポットを当てているものが好きだな~と思っていました。
好きだな、っていうよりは「共感できるところがある」「(なぜか)共感できてしまう、親近感を覚えてしまう」と言ったほうがいい部分もあるかもしれません。学校の授業中チョークが黒板を叩く音とか、チャイムと同時に学食へ走っていく学生の姿とか。わりと身近に起こり得る場面の描写が大切にされていると、親しみもわきますし好感も持てます。「すごい、面白い」よりかは「あるある、わかる」という感じかな。これは小説や、それこそアニメにも言えることかもしれません。さっき「そこまで関係ない」とか言っときながらやっぱり関係あったじゃねえか。すみませんでした。
まあ上記のようなことがあって、短歌から短編に創作の方法を移しても、どんなテーマにするにしても極力「ありきたりなもの」「普遍的なもの」「どこにでもある人間の時間・世界」は大切に描いていこうと考えています。それでいて、僕の好みもあって、より親近感を持ってもらえるような作風に仕上げたつもり、というのが今回出した『蒸す日の過ごし方』だったわけです。また、アニメを観るときも、必ずしも「日常系」というくくりでなくても、どのような題材でもそういった「普遍的な時間・世界」が大切にされていると感じたものは好きになります(具体的に言うと「刑事事件にはならない日常の謎」を題材とした某小説などは好きです)。
ということで、特にこの1年間は短編(文章)創作を楽しみ、そこで感じたことや考えたことなどを、作品の振り返りとも合わせてブログにしてみました。
まあ、確かに作る難しさはあります。そもそもどこに着眼したらいいか今でもたまにわからなくなるし、頭にはあっても文章化して伝えるというのは至難の業です。そして気が付けば締め切りが・・・みたいな状況に陥ります。そうやって試行錯誤ができるのも、今は楽しいかなと感じております。
喫茶店でメモ帳とペンを手に短編のアイデアを練るというささやかなあこがれを叶えられたのはとても嬉しかったです。
冗長になったのでまとめます。
創作はいいぞ。
仮にも物書きの端くれ名乗るならもう少し語彙力が欲しいですね。
あとがきのようなもの
楽しんでいただけかな?
毎回妄言にお付き合いいただき感謝しています。
あと何度書けるかはわかりません。
というか桂川祭って11月頭に終わってるんすね。もう3週間くらい経過してるんすね。
草。
まあ僕「集大成」とか「まとめ」とかいう感覚はあまり好きじゃないので最後まで気が向いたときに気の向くままに書いていくつもりでいます。最後までどうぞご贔屓に願います。卒論?知るか。
何だかんだ桂川祭が終わってからは創作もこちらのサークルでの活動もできていませんでしたが、僕個人としては色々なことをやりました。野球に飢えすぎて東京ドームにプレミア12、神宮球場に神宮大会を観に行きました。やっぱり野球って楽しいですね。しかし日本戦はともかくそれ以外のゲームで恐ろしいくらいスタンドがガラガラだったのには驚きました。おかげでいつもと違う緊張感をスタンドから眺めることができて新鮮でしたね。
こういう本も買いました。
すこれ。
・野中友『ときめく、はじめての。』(2017年7月/一迅社)
・土室圭『徒然日和』第3巻(2019年11月/一迅社)←最終巻
あとは風邪をひきました。前回活動にいなかったのはそのせいです。すみませんでした。
皆様もどうかお気をつけて。
気が向いたらまたお会いしましょう。