【メンバー執筆】ゆるい逃避のすすめ
にゃんぱすー。
三期決定なのん!
・・・失礼しました。お初にお目にかかります、知幸 虎仁朗と申します。コジローとか知幸とか、はたまたトモジローとか、呼び方はお任せします。
ちなみに好きなアニメはもう既に言ったようなものなので省略します。ありがとう、本当にありがとう。またみんなに会えるのん!
さて、学年の関係上、皆さんにとって親しみやすい名が見つかる頃には、おそらくこの町からは消えているでしょう。一応4年なので、もう数ヶ月といったところですね。
・・・させろ。成仏させろ。
ずっと遊んでられる、といえば聞こえはいいですけどね。特段復讐したい神とかいないので。勿論、もう少し早くご挨拶をし、もう少し長く関わっていたかったという思いはありますが、残りの日々を悔いのないよう、楽しく過ごしていきたいと考えております。そういうわけで短い付き合いとなるかと存じますが、何卒御贔屓にお願いいたします。
さて、前置きもなんですので、さっそく本題へ行きますか。
ゆるい空気を追って
いきなりなんですが、田舎と都会だったら皆さんどっちが好きですか?僕は田舎です。・・・まあこれは意見が分かれるところでしょうし、どちらにも良し悪しがあるところですから一概には決められないでしょう。事実、僕も信濃町とか水道橋とか秋葉原に何度も出かけていますし、あるいは都留に住んでいて「もう少しアニメイトが近くにないかな~」とか考えたものです。まあ僕から振っておいてなんですが、この議論って小論文とかディベートの授業でたまに出てきますけど不毛だと思うんです。「どちらでもいい」ではなぜいけないんでしょうか。
ただ、同じ田舎ならこういうのが好きです。
山あいに小さく開かれた町、その隙間を彩る小川・・・って感じの風景ですね。あるいは2枚目みたく石垣になってるのもすこです。木の陰に小さな橋が隠れていますが、あの向こう側の世界が非常に気になります。
こちらは少し遠くに雄大な山々がある感じですね。ゆったりとした時間と共に川が流れていきま・・・
・・・ん?
・・・一応弁明しますが、聖地巡礼ではないです。決して。
まあ白状すると、今月の中旬、下部温泉(1枚目はその付近)に行ってみたいなと思って、温泉にいく前にふらりと身延駅まで足を延ばしてきました。
なんだろう、求めていた田舎がここにあった、って感じですかね。
画像の7・9枚めが身延駅の駅舎と、駅前の大通りになります。なでしこも「レトロ」な街並みだと表現していましたし、実際に風情があり落ち着いていて、美しいと感じました。ちなみに身延駅だけでなく、JR身延線の沿線は至る所で『ゆるキャン△』をPRしてきます。抜かりないですよね。
それで、画像の4・5枚め、駅前の大通りの横を富士川がゆったりと流れています。川の向こう側は時間の関係上行っていませんが、久遠寺などがあります。それにしてもこの日はよく晴れていたこともあって、晴れていると川や山がきれいに見えます(語彙力)。ついでに言うと暑かったので、ああいう山の緑や汚れのない水の色は涼しげに感じます(語彙力)。何といいますか、本当に風景が調和しているというか、調和を乱すものがなく、おだやかな富士川の流れを眺めながら過ごすことが出来ました。なでしこ達が訪れていたのは冬でしたが、みのぶまんじゅうを食べながら、同じようにゆるりとした時間を過ごしたことでしょう。
まあ僕も買ったんですけどね。ただ残念なことに、暑かったので外では食べていません。持ち帰っておいしくいただきました。みのぶまんじゅうは1月にもいただきましたが、おいしいですねこれ(語彙力)。そりゃみんな「ウチも買うてくるわ~!」って走るわけだ。
そして1枚目に戻りますが、下部温泉まで引き返します。画像は下部温泉駅から5分ほど歩いたところの橋から撮影した風景で、画像奥に温泉街が見えます。
なんといいますか、「夏+秘境+温泉街」って僕の欲しいものが全て揃ってると思うんですよね。山奥で、且つ下部のように川が流れているのがすこです。
こういうのであればよりいいですね。そういえば昨年8月に私『ヤマノススメ』の聖地巡礼もしたんですが(→部誌vo.1で「TK」名義で執筆したのでよかったら読んでね)、その時に行った飯能河原もたいへんすこでした。夏、靴をぬいで川に入りたい。冷たいとか言いながら遊びたい。
こういうときは一人旅のデメリットを痛感するんですよね。僕は未熟なので、遊びなどをするにしても「一人でやっても空しいのでは?」と思うことが未だによくあります。すぐに感想を共有したくてもできないとかね。まあ一人旅についてはいずれ語るとしましょう。
さて。身延と下部温泉に行って、もっとも「好き!」だと思った点について。
しずかな、ひそかなばしょへ
何というか、とても静かなんです。
これ大変失礼に聞こえたら申し訳ないんですけど、僕はこういった、喧騒から離れていて、自然の声だけを楽しめるような場所が本当に好きです。のんびりと時間が流れていて、そこまで人の声がしない。時々昔懐かしい景色が見える、懐かしい味がする、懐かしい香りがする、懐かしい音がする。川のせせらぎ、木々のゆれる音、鳥の声を聞いていると、本当に落ち着きます。
本当に誤解しないでほしいんですが、僕にとって↑みたいな場所はある意味「ユートピア」なのです。ついでに言えば「田舎」において僕が抱くプラスのイメージだけを凝縮した空間でもあると考えています。まあ何言ってんだこいつと思われると思うのでわかりやすく言うと、「田舎」といわれる場所でも↑のような場所に出会ったことはこれまであまりありません。「田舎」におけるイメージは確かにそうだけど、現実にそういう場所がどのくらいあるのか?と考えてみますと、どうでしょう。
・そこそこに人口が多い→家やマンションも多い
・電車がなぜか満員
・言うほど交通の便は少なくない(多いとは言っていない)
・言うほど静かではない
当然ながら現実世界では「田舎」はあくまでも、その場所にある「現実」なわけなので僕にとっては「ユートピア」だと思えるとしても実際には「現実」以外の何でもないのです。まあ何が言いたいかというと経済が回らなかったり人口が少なくなれば過疎化・退廃が進むので「田舎=ユートピア」になることは現実ではあまりよろしくないのでは、ということです。うるさすぎても困りますが。電車の中で大騒ぎしたり、席を立って車窓にカメラを向けまくったり、ゴミをポイ捨てしたりするのは困りますが。1~3枚めのような風景の中で「ウェーイwwww」とかいう奇声を発する動物がいるようなのは不釣り合いですが。
まあ基本的に何だって、誰かの理想に近づくほど誰かの理想から遠ざかるように世の中はなっていると思うので、例えば僕の理想が「人が少なく時代が進んでいない自然の美しい場所」だったとして、100%それを叶える場所は実在しなくていいのです。98%くらい叶えてくれる場所がどこかにあってくれるならもう万歳です。理想と現実は離れていてなんぼ、僕はそう思うのです。
というわけで現実逃避ですよ。
これぞユートピア。
まあ「逃避」した先に「理想」があるか、といえばそうでもないし、「限りなく理想に近い」ものが「現実」にあるかもしれないんですけどね。そんなの知りません。僕にとって『のんのんびより』と『ゆるキャン△』はいずれもユートピアです。
皆様も好きなアニメ、またアニメの楽しみ方はそれぞれあると思いますが、こんな風に心のよりどころとなる作品を見つけていただけると、より楽しめるんじゃないかなと思っております。
見事に妄言だけ書いて終わりましたが要約するとこうです。
ゆるキャン△はいいぞ。
のんのんびよりはいいぞ。
身延はいいぞ。
下部温泉はいいぞ。
うるせえオタクの語彙なんかこんなもんだ!!!
あとがきのようなもの
楽しんでいただけたかな?
こんな感じで支離滅裂な妄言しか僕は言いません。今後も記事を書くことがあればどうか「また何か言ってるな」くらいに捉えていただけるとありがたいです。妄言のくせに書き始めから3週間近く経過したようです。ってか7月なってて草。いや本当にごめんなさい。
ちなみに「田舎と都会どっちがいいのか」についてどちらも一長一短あるという話を冒頭でしましたね。むしろ僕の言う「ユートピア」的な場所になればなるほどデメリットもあります。まあ電車が少ないとか商店が少ないとか。忘れ物をした場合や体調不良などの場合、現地で調達して解決、ということがしづらいのはやはり田舎のデメリットでしょう。「田舎」を舞台にしたアニメの聖地めぐりをする人は準備を周到にされていくことをおすすめします。どこかの誰かさんみたいに、温泉に入りにいくのにタオルや着替えを電車の中に置いてきた!みたいなことがないように注意してください。
たまにこの名前で創作もしてるのであわせてごひいきに願います。
また気が向いたらお会いしましょう。