都留文科大学とあるオタクサークルの日常。

都留文科大学のオタクサークル「アニメ・声優研究会」の公式ブログとして、活動記録などを掲載していきます!

【メンバー執筆】夏い楽しい所へ連れてって

 にゃんぱすー。

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 ばけーしょんなのん。

 なつやすみなのん。

 

 

 ・・・すまんな。

 とはいえ文字通り、夏休みです。実に1ヶ月半以上の長い梅雨が明け、連日の猛暑日・・・と思ったら次は台風が来たり低気圧が生き返ったりして、本当に天候が不安定となっています。冗談抜きに、体調にはくれぐれもご注意を。

 日本の夏はとっても暑い。

 そんな夏しかできないことしたい。

 僕は夏が好きなので、例えば上2枚の画像のようなところに行ってマイナスイオンを浴びるのが好きです。上2枚は都留市にある「太郎・次郎滝」です。文大生の方は行かれるとよろしいかと。まあ山なり海なり川なり、夏はどこでも美しい季節だと思うのです。後は何ですかね、お祭り、花火、かき氷・・・。

 もう8月も終盤ですが、ぜひ皆様の夏がいい思い出になりますように。なに、お盆が終わったからって下を向くことはないのです。

 

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 筆者もそうさせていただきます。

 

 というわけでどうも、コジローです。

 虎仁朗と書いてコジロー。なんとなく由来は上記の画像などからお分かりいただけたかなと思います。ちなみに以前別のサークルでこのペンネームを使って活動していたら「とらじろう」って読まれました。

 悪くないね。

 以前にも別の名前でのんびりと創作をしていたんですが、もうちょっと個性が欲しいよな、ってところで今年から変更しました。まあ基本的にはなんとなく「こうかな」って決めました。そしてなんとなく使い慣れてきたのでとりあえず卒業まではこれでいきます。人生そんなもんです。

 ・・・当記事はアニメ・声優研究会のブログです。筆者も記事を書く際は「アニメ」「声優」あるいは関連するものを主題として取り扱っているつもりですので、そこは是非皆様にもご理解いただきたいと存じます。まあほぼ無理矢理アニメにこじつけて書くと言ったほうが適当でしょうか。今回も何卒お付き合いお願いいたします。

 

 

 

スポ根だけが世界じゃない

  3枚目の画像が何か分からなかった!というあなたは、とりあえず「明治神宮野球場」と検索してみてください。

 当研究会の会員の方には、年度初めに行いました団体説明会の際、「10月くらいまでは別の趣味が忙しくて、あまりアニメを追えていません」と自己紹介させていただきました。酷い言い訳ですね。会員でありながらどういうことだ。ちなみに入会されたからと言って「何か観なければいけない!」という規約は少なくとも僕は聞いたことがありません。会員になってからも、1作品も完走せずにクール終了後のまとめで正直に「何も観ませんでした」って言ったことはあります。特に怒られなかったのでいいんじゃないですかね。

 話を戻しましょう。その「別な趣味」というのがこれにあたります。

 

 筆者は昔から野球が好きなので、今でも時々野球場へ行って観戦しています。

 まあ僕もそうですが、プロ野球が好きな人は特定の「贔屓球団」があることがほとんどで(〇〇ファンとか〇党とかちな〇とかいうやつ)、球場へ行ったらそのチームの応援グッズなんかを身につけて、応援歌を歌うわけです。

 良いプレーには喜びます。

 逆に凡退したり失策・失点したりすると怒号や溜息が飛び交います。

 

 まあだからといって、野球の楽しみ方はそれだけではありません。

 

「球場へ行く」=「参戦」とは限らない

 筆者の場合は特定の贔屓があって、贔屓に肩入れをしつつ試合にのめり込むのが好きです。一つ一つのプレーについてあれこれ考察をめぐらせたりもします。また外野スタンドの応援席で応援歌を歌うのも好きです。そして贔屓が勝てばそれなりに嬉しい。プレーや采配を考察しながらじっくり見るもよし。贔屓の勝利を願って声援を送るもよし。

 ただ、特定の贔屓がなく、且つ野球を知らなくても野球場へは行けると思うのです。確かに野球のルールは難しくて覚えづらい、という声もありますし、「ヤジが飛んでそう」「怖い人が多い」というイメージもまああるんじゃないでしょうか。いるけど。その辺からいっぱい聞こえてきますからね。まあ賛否あるでしょうが僕はそういうのも含めて面白いな~と思っています。ですが、野球場へ来るのは何もそういう人ばかりではないのです。本当に毎日、年齢・性別・国籍を問わず沢山の人がスタンドを埋めます。競技人口の減少には反して、プロ野球の観客動員数はむしろ増えているのですから(数字は忘れました)。

 

 何なら贔屓球団なんかなくたって、ルールを知らなくたって、「なんとなく野球(場)に興味がある」くらいで十分だと思います。野球を知らなくても、例えばこういう楽しみ方はアリだと思います。

 ①球場飯を食べる

 何ならビールを飲みに野球場へ行く人だっていると思いますよ。友人曰く「最高に美味い」(ちなみに筆者は残念ですが飲めません)。他にも選手がプロデュースするグルメとかね。球場はおいしいものがいっぱい。

 ②応援歌を歌いに行く

 応援歌が好きだから、外野スタンドで歌ってストレス発散!というのもありではないでしょうか。特定の贔屓がある僕でも、他球団の応援歌でかっこいいな、と感じるものはいくつもあります。例を挙げると千葉ロッテとか中日とかオリックスかな。複雑そうで「これ覚えるの大変じゃない?」と思う時もありますが。

 逆に応援歌を歌わずのんびり見たい、という人は内野席をおすすめします。

 ③雰囲気を楽しむ

 よくわかんないけど行く。別にこれでいいじゃないですか。水分補給しっかりして、ファウルボールや折れたバットの行方に気を付けて、あとは球場が定める観戦マナーを遵守すればOKかと。お友達同士で行ってもよし。お一人様で行ってもよし。贔屓球団や選手を作っても、作らなくてもよし。

 ちなみに球場によっては花火の打ち上げ、ゲストの有名人による始球式、アニメ等とのコラボなどを実施しています。つまり「推しの声優がMCやるから」「好きなバンドのボーカルがライブするから」「アニメのコラボでオリジナルグッズがもらえるから」などという動機でもいいんです。

 「行きたい」って思った時に行きましょう。

 漫画本やアニメグッズを買う時のノリでどうかひとつ。

 

 

 

 おすすめの野球場のようなもの

 明治神宮野球場(東京都)

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三塁側スタンドより

 「六大学」をはじめとする大学野球の聖地ですし、高校野球では東京都大会の開会式や決勝戦が行われます。というか『ダイヤのA』をご覧になった方にはおなじみですね。実際に声優がMCを務めたり、イニング間の映像演出にアニメが使われたりしましたよね。他にも『クロスゲーム』『グラゼニ』など野球アニメにもよく登場します。

つまりここで観戦すれば聖地巡礼になるってことですよ。喜べ。

 屋外球場なので雨や風の影響をどうしても受けてしまいますが、夏の晴れた日にナイトゲームを観に行くと夜風が心地よいですよ。また夏は「花火ナイター」なるものの開催があるので、夜風を感じながら屋台で購入した食べ物を賞味し花火を眺める、というもはや夏祭りそのものな雰囲気を味わうことが出来ます。球場飯もおいしいですし、ビール好きな方にはうれしい「ビール半額ナイター」なるものも開催されています。

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ヤクルトスワローズの球団マスコット「つば九郎」による「ひとこと」

 まあつば九郎先生のおっしゃる通り、十分ご注意の上でお楽しみを。

 

メットライフドーム西武ドーム

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一塁側スタンド、ブルペン後方付近より

 おなじみ「猫屋敷」。バンドやアイドルのライブなどで行ったよ!という人も多いのではないでしょうか。ここの球場飯もおいしかったです。西武ゆうえんちが併設されています。都留文生の皆様にはアクセスがちょっと大変かもしれませんが、距離的にはそうでもないので行かれるとよいですよ。ちなみにこの球場のある埼玉県は『ヤマノススメ』の聖地・飯能市を抱えているので、案の定声優による始球式も行われましたね。というか、作中でもひなたとクラスメイトが野球の話をしていましたね。

 ところで僕が行った試合が8-20とかいう訳のわからないスコアだったのは思い出です。

 

ZOZOマリンスタジアム

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 おなじみマリン。思うんですが、なんでパ・リーグチームのホームスタジアムは近年コロコロ名前が変わりがちなんでしょうね(ほっともっとフィールドや先述のメットライフ。未だに「楽天生命パーク」って言われてもピンときません)。ここもアーティストのライブで行ったよ!という人も多いと思います。

 まああとは風。僕の行ったときは外野の芝をビニール袋が転々とし、センターの守備についていた藤原選手・近本選手も困惑していました。

 ちなみに、ホームチーム千葉ロッテマリーンズの応援は、他の球団と若干違う独特のスタイルで展開されます。生で聞くと圧倒されるので、一度試合へ行かれるとよいです。どうせいつもみんな京葉線を舞浜や浦安で降りるんでしょうが堪えて、海浜幕張駅までどうぞ。

 

東京ドーム

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 日本初のドーム球場です。実に4回ほど行きましたが未だに球場の出入り(特に出る際の強風)に困惑してしまいます。ちなみにここと先述のメットライフドーム、当たり前ですが雨天中止がないので安心できますね。ジャイアンツ戦以外でも、都市対抗野球が開催されたりするので行かれるといいと思います。ちなみにこの球場、どういうわけかチケットが本当に取れません。発売日の午前11時半には外野スタンドと内野席Aが完売。どういうことだってばよ。

 夏でも空調が効いているので観戦しやすいかと。それでも水分補給は忘れずに。

 

 以上、都留文大から日帰りで行ける球場で、僕の行ったことのあるところを紹介してみました。このほか関東には横浜スタジアムがありますし、それ以外でも日本には野球場がたくさんあります。お好きな場所・対戦カードをどうぞ。

 

 

 

 

 

 

まあ長くなったので要約します。

 

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すこれ。

 

『私を球場に連れてって!』(Ⓒうみのとも・スーパーまさら/芳文社、単行本1&2巻好評発売中。

まんがタイムきららMAX』でも連載中。

 いいからすこれ。

 穏やかで楽しい平和な日常が過ぎるだけの、皆さん大好きなきらら作品です。

 言ってくれれば貸します。

 

 

 『私を球場に連れてって!』はいいぞ。

 

 野球場はいいぞ。

 

 うるせえオタクの語彙なんかこんなもんだ!!

 

 

 あとがきのようなもの


 楽しんでいただけたかな?
 かなり長くなってしまいましたことは少しだけ反省しています。まあ「好きなことに関してはつい饒舌になる」とかいう量産型コミュ障なので許してください。

 ちなみにこの記事を書いたきっかけとして、知り合いに「野球観戦がしたいんですがおすすめの球場ってありますか?」と質問をされたのに答えられなかった、ということがあります。なんとか紹介できないか、と思っていて、「そういえば野球場って声優もくるしアニメや漫画でも描かれてるしええやんけ!」と思ったのでこうして記事にしました。それでも、『MAJOR』とか『おおきく振りかぶって』『ONE OUTS』のような野球アニメが好きなら、普通に楽しめるんじゃないかなと思いますし、かと言ってそれらの作品のキャラクターとは違ってあくまで我々は観て楽しむ立場ですから、難しく考える必要はないと思うんです。もっとも、Twitterなどで連夜ファンによる議論・批評が展開されるのも、それはそれで楽しみ方だと思います。お好きな方をどうぞ、でいいのです。

 

 ところで「限りなく日常系に近い」のだけど現実(我々)の日常生活に役立つ」あるいは「現実の趣味・余暇の充実に役立つアニメや漫画作品の分類に名前がついていたら誰か教えてください。便宜上、僕は俗に言う「日常系アニメ」と、上記『私を球場に連れてって』や『ダンベル何キロ持てる?』は一線を画すことにするからです。その手の作品のまとめは次に気が向いたら書こうと思います。

 

 せっかく冒頭で「良い夏休みを」って祈ってるのに書き終わるころには鈴虫鳴き始めてるのほんと草。

 いや8月もう終わるのほんと草。

 今回も支離滅裂な妄言を吐いて終わりましたが、お付き合いいただき感謝します。皆様の「何か」の足しになれば幸いです。

 また気が向いたらお会いしましょう。

 


                                                                                                         (知幸 虎仁朗)