【メンバー連載】ロボットと人工知能①:ロボットとアニメの歴史
こんにちは!
普段は「Ei」名義で、最近のオンライン活動では「アラ氏」表記で参加している4年生です。久々のブログ投稿です。
今回から数回の連載で、「人工知能(AI)」と「ロボット」という2つについて、様々な作品を挙げながら簡単な知識紹介をしたいと考えています。
これが分かれば”SF”がもっと面白くなるし、基礎的な知識を知っていれば今後の社会で役立つかもしれませんからね!
まず第1回目は「ロボット」です。
他の多くの学問と同様に、まずは概念の整理や歴史のお話から入ります。最初はつまらないかもしれない興味ない方は適宜、読み飛ばして下さいね!
この記事の目次
◯ "ロボット"と"人工知能"の語句説明 ▼
◯ フィクションの「ロボット」の歴史 ▼
・作品の中の「ロボット」
・アニメ『屍者の帝国』紹介
◯ 日本のロボ作品の展開 ▼
・漫画とアニメの歴史
・『機動戦士ガンダム』の転換
◯ 第1回のまとめ ▼
・まとめ
・オススメ文献紹介
・確認テスト
ロボットと人工知能
まずは、「人工知能」と「ロボット」の言葉から確認します。
本来なら色々と定義して解説するのでしょうが、ここでは面倒くさいので一般的な、一番簡単そうな意味を掲載しておきます。
ロボット (robot)
「ロボット」は本当に色々な意味があります。
ここでは最も基礎的な部分をご紹介します。
① 人間に類似した形態をもち、自動的に動作や作業を行なう機械装置。人造人間。自動人形。
② 目的の作業・操作を自動的に行なう機械や装置。自動機械。
精選版 日本国語大辞典*1
要するに、広義では
①ヒト型の自動機械
[例] ソフトバンクのPepper(ペッパー)
②自動で作業を行う機械
[例] 自動車工場の製造ラインのアーム型機械
というような大雑把な意味合いで十分だと思います。
ただし1つ注意すべきは、”知能”の有無は関係ないということです。
「Pepper」のようにプログラムを実行するだけの機械も、「ドラえもん」のようにネズミを怖がったりする機械も、ここではロボットとしています。
人工知能 (artificial intelligence)
近年よく耳にする「人工知能」もしくは「AI」。
正確な説明は複雑なので省略しますが、以下のような感じです。
学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム。応用として、自然言語の理解、機械翻訳、エキスパートシステムなどがある。
大辞林 第三版*2
誤解を恐れずに簡単に言えば「自分で考えるシステム」です。
ただ、ここで”知能”や”思考”といった部分に関する議論は見逃してください......。
身近なところだと、Appleの「Siri」やAmazonの「Alexa」、IBMの「Watson」、Microsoftの「Cortana」あたりが聞いたことがありますかね。
フィクションだと、『ターミネーター』に登場する「スカイネット」や、『2001年宇宙の旅』の「HAL9000」があまりにも有名ですね。
知能ロボット (intelligent robot)
「ロボット」と「人工知能」の概略を説明した上で、ようやく「知能ロボット」という言葉をご紹介します。
ザックリ言うと「人工知能を埋め込んだロボット」という感じでしょうか。
例えば、手塚治虫の『鉄腕アトム』や、映画『STAR WARS』に登場する「R2-D2」や「C-3PO」などなどが挙げられるでしょうか。世の中でイメージされるロボットのキャラクターの多くはここに近いのではないかな、と思います。
このブログでの語句と定義
ロボット・人工知能・知能ロボットという3つを紹介しました。さて、どうしたものでしょうか......難しい。
なので、区別は付けません!
正直、定義とか無理!
それに、フィクションに登場する”キャラクター”としての存在は、ほぼ「電子頭脳を持ったヒト型ロボット」というような姿が多いので別々にする必要もないかな、と。
ロボット、アンドロイド、オートマトン、ヒューマノイド、人造人間、メカニカル・マン、自動人形......etc. と色々と呼び方はありますからね。
読んでいる皆さんも、そんなに重く考えずお願いしますね。
フィクションの中のロボット
次に「ロボット」の歴史を簡単に紹介します。
歴史と言っても、フィクションに登場するロボットです。
有名なところだけ、ザックリとお話します。この辺は、教養として知っていて良いと思います。日本大百科全書*4を大いに参考にさせていただきました。
【年表】
創世記:アダムの誕生
BC1300~:ギルガメッシュ叙事詩「エンキドゥ」
BC900~:ギリシア神話「巨人タロス」
16世紀:ユダヤ教「ゴーレム」
1818年:小説『フランケンシュタイン』
1886年:小説『未来のイヴ』
▶”アンドロイド”という語句誕生
1920年:戯曲『R・U・R』
▶”ロボット”という語句誕生
1927年:映画『メトロポリス』公開
1942年:「ロボット工学三原則」の提唱
1968年:小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』
1977年:映画『スター・ウォーズ』公開
創世。
最初の人間「アダム」の誕生。
旧約聖書によれば、神は泥をこねて人間の形を作り、魂を吹き込んで最初の人間「アダム」を生み出したとされています。
解釈次第では、アダムは世界初の人造人間と呼ぶことができます(作ったのは神なので”神造人間”かな?)。
紀元前1300~1200年頃。
世界最古の英雄譚『ギルガメッシュ叙事詩』
この物語に登場するのが、ギルガメッシュ王の親友である「エンキドゥ」です。彼は神が粘土から生み出した存在でした。
紀元前900年以降。
ギリシア神話に登場するロボット。
人類史上で最古のロボットと言われるのはギリシア神話に登場する「青銅の巨人・タロス」です。
鍛冶の神ヘファイストスが生み出したタロスは、クレタ島の守護役として島を巡回警備する命を王様から授かりました。
「Fate/GrandOrder」の宝具で登場するタロス
16世紀(1501年~)
ユダヤ教伝承のゴーレム。
泥から生み出されたゴーレム。存在自体は聖書の記述にまで遡ることも可能ですが、最も有名な伝説は16世紀の話です。
宗教指導者のユダ・レーヴが、ユダヤ人を敵の攻撃から守るために、泥からゴーレムを生み出して町を守ったという伝説があります*5。
1818年。
小説『フランケンシュタイン』
SF小説の創始とも評される傑作です。当時18歳の英女性作家メアリー・シェリーによるもので、正式な題名は『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』です。
主人公の青年ヴィクター・フランケンシュタインが、死体をつなぎ合わせて人造人間を創造するも、それが”怪物”を生み出す禁忌の実験だった、という物語は有名です。
1886年。
小説『未来のイヴ』
仏人作家ヴィリエ・ド・リラダンが『未来のイヴ』を発表しました。発明王エジソンが、恋する青年のために人造人間「ハダリー」を創造する物語です。
この作品で初めて「アンドロイド」という言葉が登場したとされます。
1920年。
戯曲『R・U・R』
チェコのカレル・チャペックが書き下ろした戯曲『R・U・R―ロッサム万能ロボット会社』の中で初めて「ロボット」という呼称が誕生します。
この「ロボット」という単語は、チェコ語の「robota(強制労働)」,「robotik(労働者)」からの合成語です。
1927年。
映画『メトロポリス』
ドイツで映画『メトロポリス』が公開されます。
支配階級と労働階級、資本主義と共産主義の対立を描いた映画です。劇中に「マリア」という名のロボットが登場します。マリアの造形は『未来のイヴ』のハダリーがモチーフにされました。
1942年。
「ロボット工学三原則」
米国の作家アイザック・アシモフが短編の中でかの有名な「ロボット工学三原則」を発表します。短編集『われはロボット』に収録されています。
これは後のSF作品の多くにえ影響を与え、また現在では科学・工学分野でも扱われているロボットの行動倫理規範です。
1968年。
小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
ロボットが性能面でも精神面でも人間に近づく中で、人間本人のアイデンティティも問われるようになっていきます。その代表がP.K.ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』です。
同作は『ブレードランナー』の題名でハリソン・フォード主演の映画化もされ、1982年に公開されました。
1977年。
映画『STAR WARS』
ジョージ・ルーカスによる『スター・ウォーズ』三部作の1作目が公開されました。この映画に登場する金ピカのロボ「C-3PO」は映画『メトロポリス』のマリアの姿を受け継いでいます。
アニメ『屍者の帝国』
さて、アニメ映画を1作ご紹介します。
ここまで挙げてきた作品の数々が巧みにオマージュされている作品なので、興味ある方はぜひご覧ください!
WIT STUDIO制作の『屍者の帝国』です。
”ロボット”ではなく”ゾンビ”系のスチームパンクです!好きな人には堪らない世界観!
【あらすじ】
アジア大陸で英露が覇権戦争を繰り広げる19世紀。死体にプログラムを施して労働力とする「屍者技術」が発達した世界が舞台。
医学生のワトソンは、大英帝国の任務で、フランケンシュタイン博士が100年前に残した屍者技術に関する《手記》を探す旅に出る。
監督:牧原亮太郎
原作:伊藤計劃 / 円城塔
制作:WIT STUDIO
キャスト:細谷佳正, 村瀬歩 and more.
封切:2015年10月2日(120分)
公式サイト
「屍者の帝国」劇場本予告
数々の名作小説や映画などからキャラクターや設定を拾って作り上げている世界観なので、色々な作品を知っているほど楽しめる作品です。
この記事で紹介した内容に合わせると、小説『フランケンシュタイン』が鍵になります。”死者を蘇らせる”という部分が物語の核となりますから。また、ス『未来のイヴ』からは”ハダリー”が登場します。
その他にも、『シャーロック・ホームズ』や『007』、『カラマーゾフの兄弟』など様々な作品が! 安心してください!各作品の内容を知らなくても問題なく楽しめます!(基本的には名前を借りているだけなので)
また、「ロボット」という面では、この作品では「屍者」として描かれる存在が登場します。そして「死体の脳にプログラムをインストールして動かす」という点はまさにロボットと同じ。考え方は同じです。
日本のロボット作品の展開
日本の《ロボットアニメ》
アニメの中でも《魔女っ子》や《特撮》と並ぶ歴史と人気があるジャンルですし、もはや日本のお家芸です。
ここでは、日本大百科全書や文化庁の報告書*6を参考にしながら、その作品の展開を簡単にまとめます。
ロボット漫画の展開
日本のロボット作品の出発点は横井福次郎の漫画『ふしぎの国のプッチャー』(1946)に登場する「ペリー」に始まるといいます。
そして、手塚治虫による『鉄腕アトム』(1951)が日本のみならず世界的な大ヒットを記録します。
新藤*7は、この2作品の共通点がペリーもアトムも「死んだ子供の代わり」として作られた点にあり、注目に値すると指摘しています。
その後、巨大ロボットが登場します。
横山光輝の『鉄人28号』(1956)では無線操縦によって動く巨大ロボが登場し、永井豪の『マジンガーZ』(1972)は人間がコックピットに登場して操作する巨大ロボでした。
『鉄腕アトム』や『マジンガーZ』はアニメとしても成功を収め、これ以降「巨大ロボット」というジャンルが確立していくことになります。
ロボットアニメの展開
アニメに絞った展開です。
かなり端折っていると思います。また、アニメ評論家の氷川竜介氏の解説を何箇所かでお借りしました。
【年表】
1963年:『鉄腕アトム』放送開始
1963年:『鉄人28号』放送開始
1970年代:《変形・合体》要素の定着
1980年代:ロボアニメの絶頂と凋落
1990年代:高品質なアニメの登場
1960年代。
日本の初のTVアニメが『鉄腕アトム』です。
1963年1月1日に放送がスタート。日本のアニメとロボットの関係が草創期から繋がっているということは想像に難くないかと思います。
同年、1963年10月からは『鉄人28号』がTVアニメとして放送開始し、こちらは「巨大ロボアニメ」の先駆となりました。
1970年代。
『マジンガーZ』が1972年に放送開始され、「人が操縦・巨大・変形」という3つの要素を広く定着させることに貢献しました。1974年には永井豪の『ゲッターロボ』が放送され、「合体ロボ」の元祖の位置につきます。
氷川(2013)*8は、60年代から70年代への過程として、『ウルトラマン』など「巨大化ヒーロー」の人気や、NHKの『サンダーバード』に見られる変形が、70年代のロボ作品に影響を与えたといいます。
1980年代。
1979年の『機動戦士ガンダム』が人気を博します。1980年にはプラモデルが、1981年には劇場三部作が大ヒットを記録しました。
プラモデルのヒットにより、ロボアニメは「造形のリアル路線」へと移行していくことになります。
1982年には『超時空要塞マクロス』が放送開始。
当時の「美少女ブーム」を取り込んだことで、「メカと美少女」を訴えた作品の旗手としてアニメ雑誌を席巻しました(氷川 2013)。
1990年代。
ロボアニメは再びブームになります。児童向けロボアニメが制作されると同時に、1995年には庵野秀明の『新世紀エヴァンゲリオン』が社会現象を巻き起こしました。また押井守の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が北米ヒットチャート入りを果たします。
ここからハイクオリティなアニメが大人にも受け入れられるようになりました。
『ガンダム』が提示した転換
『機動戦士ガンダム』の転換。
この作品がそれまでの巨大ロボアニメと違うのは、
登場する人間が乗り込んで操縦する巨大ロボットが、ロボットという呼び名ではなくモビルスーツとよばれたことである。つまりこの作品から、人間が「身に着ける」巨大ロボット型の戦闘服というニュアンスが持ち込まれた
日本大百科全書
という点です。
これまで総じて「ロボット」としてきたものから、「道具」という見方を取り入れました。他の作品にも影響を与え、単なる”ロボット”とは一線を画す認識を形成しました。
ロボアニメと玩具
日本で「ロボアニメ」が成功した理由の1つに「プラモデル」など玩具の販売によって収益を上げるメーカーがスポンサーに付くことで、潤沢な資金を獲得することができた点が挙げられます。
この流れをガラリと変えたのが、『新世紀エヴァンゲリオン』でした。玩具ビジネスではなく、アニメの質で勝負をし、その結果大ブームとなりました*9。
日本アニメ100周年記念動画
「ロボット」とは直接関係ないですが.......。
日本で最初のアニメが劇場公開されてから、2017年で100周年を迎えました。それを記念して様々な企画が催されました。
ここでご紹介するのは、その一環で制作された「記念ムービー」です。めっちゃ豪華なんですよ!!
日本のアニメをまとめた15分の動画!
登場するアニメは122作品!ロボットアニメもありますよ!(笑)
主題歌は「翼を持つ者 ~Not an angel Just a dreamer~」という楽曲。歌うのは超有名歌手陣!!
i☆Ris 、井上あずみ、Wake Up, Girls!、内田真礼、串田アキラ、GRANRODEO、ささきいさお、下野紘、JAM Project 、鈴木このみ、鈴村健一、竹達彩奈、茅原実里、TRUE、豊永利行、中川翔子、羽多野渉、堀江美都子、Minami、水木一郎、三森すずこ、May’n、米倉千尋(五十音順)
アニメ100周年記念“『アニメNEXT_100』スペシャルムービー”
第1回のまとめ
今回はここで区切ろうと思います。
意味や歴史のお話で、もの凄くつまらなかったと思います。もし、最後までキッチリ読んでくださった方がいましたら、本当にありがとうございます!
次回は、もう少し面白くなるはずです。
手塚治虫の『メトロポリス』や、アニメ映画『イヴの時間』、拡張科学アドベンチャー『ロボティクス・ノーツ』などの作品を挙げる予定です!!!
今回のまとめ。
覚えて頂きたいのは、一番最初に紹介した3つの単語の大雑把な意味です。
■ロボット = (ヒト型)の自動機械
■人工知能 = 自分で考えるシステム
■知能ロボ = AI搭載のロボット
それから、「歴史」については教養程度に「ふ~ん」で良いと思います。面倒くさいですからね(笑)
オススメの文献&資料
読みやすい資料をご紹介します!
この記事でも参考にした、文化庁の資料です。
文化庁が平成25年に「メディア芸術情報拠点・コ ンソーシアム構築事業」を行い、その報告書の中でロボットアニメを扱ったものがPDFで無料公開されています。
アニメ評論家の氷川氏の「ロボアニメ史」が非常に分かりやすいので、興味ある方はぜひ御覧ください!
それから、巻末の「ロボアニメ一覧」が最強です!
こちらです👇
あと、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』は一度は読んでおいたほうが良いと個人的には思います。
ホラー映画のせいで”怪物”の印象が強いですが、実際の内容は”怪物”の繊細な心理面を描いた傑作です。「人間性」を賛美したり、苦悩したりする、とても綺麗な物語になっています。この印象の乖離は知っておくべきです。
確認テスト
連載記事とはいえ、どこか「オンライン講義」に近い気がしたので、確認テストを作ってみました!(笑)
全部で【5問】です!
【連載記事】
第1回:ロボットとアニメの歴史
第2回:アニメで考えるロボ倫理
第3回:"SAO"に見るAIの種類と汎用人工知能。
第4回:人工知能の開発課題と思考実験
第5回:人工知能と人間はどう付き合うか。
第6回:AIは人間を破滅に導くのか?
第7回:人間、意識、知能、生命とは何か?
第8回:生命、宇宙、万物についての究極の疑問の答え
*1:小学館「ロボット」『精選版 日本国語大辞典』,コトバンク<https://kotobank.jp/word/ロボット-10089>
*2:三省堂「人工知能」『大辞林 第三版』,コトバンク<https://kotobank.jp/word/人工知能-4702>
*3:日本工業規格 「知能ロボット(JISB0185 )」p.3<https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISUseWordSearchList?toGnrJISStandardDetailList>
*4:小学館「ロボット」『日本大百科全書』,コトバンク<https://kotobank.jp/word/ロボット-10089>
*5:大場昌子(2012)「4.Cynthia Ozick のゴーレム――ユダヤ伝説の蘇生」日本アメリカ文学会, 第51回 全国大会<http://als-j.org/contents_613.html>
*6:氷川竜介, 井上幸一, 佐脇大祐(2013)「日本アニメーションガイド ロボットアニメ編」森ビル株式会社<https://mediag.bunka.go.jp/?post_type=article&p=1143>
*7:新藤克己「漫画におけるロボット」日本大百科全書<https://kotobank.jp/word/ロボット-10089>
*8:氷川竜介(2013)「日本アニメーションガイド ロボットアニメ編」森ビル株式会社pp.6-9
*9:氷川竜介(2015)「アニメ史 1989-2015」『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム from 1989』pp.133-134